急性腎炎
急性腎炎は、喉に感染した溶血性連鎖球菌が体内で免疫反応を現すために引き起こされる病気です。
急性腎炎になると血尿やむくみ・尿量の減少など、喉頭炎や扁桃炎などが完治したにも関わらずこれらの症状が現れます。
急性腎炎の発症は喉頭炎や扁桃炎などが完治してから2~3週間後となるため、気づくのが遅くなることもあります。
治療法
急性腎炎の治療は、管理入院して行われます。
入院期間には個人差がありますが、遅くとも1ヶ月程度を目安にして下さい。
腎臓の機能低下を元に戻すために、水分・塩分・たんぱく質などの摂取量が制限されます。
その他には薬物療法で治療されますが、急性腎炎の原因によって処方される薬に違いがあります。
溶血性連鎖球菌の場合は抗生剤、浮腫が見られる場合は利尿作用のある利尿薬など子供の状態によって治療方針が異なります。
予防
急性腎炎の予防としては溶血性連鎖球菌に感染した際、医師から処方された抗生剤を途中で止めずに飲みきって下さい。
抗生剤の長期服用は細菌への耐性を作ってしまうと言われていますが、服用を勝手に止めてしまうことで急性腎炎を発症する恐れがあります。
急性腎炎は悪化すると、慢性化する可能性もあります。
慢性腎炎に移行してしまった場合、腎炎の進行を抑制する薬を長期的に服用しなければなりません。
喉頭炎や扁桃炎が完治しても、普段と様子が違うようなら早めに小児科を受診して下さい。
急性腎炎は喉頭炎や扁桃炎から発展した病気ですが、早期発見が完治への近道なので異変を感じたら必ず医師の診断を受けましょう。