クループ
クループは、正式名称を「急性声門下喉頭炎」という喉の病気です。
急性喉頭炎と言っても間違いではありませんが、喉の炎症で声門を傷めるので急性喉頭炎は分けて診断される場合が多いです。
症状
クループは細菌やウイルスによって喉が赤く腫れて炎症しますが、ここまでは急性喉頭炎と同じです。
急性喉頭炎と違うのは、クループは声門下の粘膜に炎症が起こるために声が枯れてしまうということです。大きな声を出しすぎたり喉を使いすぎても声が枯れますが、クループは病原体の死滅や炎症が緩和されなければ声が元に戻りません。
治療法
クループは抗生剤や消炎鎮痛剤の服用で、4日程度あればほぼ症状は緩和されます。
枯れていた声も少しずつ元に戻ってきますが、2日程度は大きな声を出したりはできません。枯れた声でしゃべり続けると、喉にも良くないので安静にして下さい。
クループは重症化すると、激しい咳から呼吸困難に陥る恐れもあるので早めに小児科を受診して下さい。
クループは、夜寝る前や朝方に咳を伴います。
喉の空気の流れが悪くなると、気道が狭くなって呼吸が苦しくなります。できるだけ部屋の空気を乾燥させないように、60%ぐらいの湿度が保たれていることが理想です。
稀に百日咳のように激しく咳き込む場合があります。予防接種を受けていれば発症することはありませんが、稀に百日咳に感染する子供もいます。
クループと同じような咳で素人ではわかりにくい部分が多いので、発作のように咳が続く場合はすぐ医師の診察を受けるようにして下さい。