光過敏性てんかん
光過敏性てんかんは、「光過敏性発作」とも呼ばれている病気です。
光過敏性てんかんは視覚から人口的な強い刺激を受けることによって、吐き気や頭痛などの体調不良を引き起こします。テレビアニメやゲームの色彩が鮮やかになったり、光が点滅するなど、刺激の強い場面を見ることで発作が誘発されます。
原因
光過敏性てんかんは誰にでも起こりうる病気で、視力が良いとか物事の区別がつくからという問題ではありません。
乳幼児の場合は視力自体が未熟であること、刺激の強い番組を見る機会が少ないので発症例は多くありません。光過敏性てんかんで一番発症しやすいと言われているのは、10歳~15歳くらいの思春期の子供です。大人でも光過敏性てんかんを引き起こしますが、この年齢の子供は思春期であるがゆえに過敏に反応します。
予防
光過敏性てんかんを予防するためには、暗い部屋でテレビを見せないことが第一です。
部屋が暗いと、普通にテレビを見るよりも大きな刺激となって視界に入ってきます。子供は大人よりも脳が未熟なため、こういった刺激の強い映像への耐性ができていません。
治療法
光過敏性てんかんの治療としては、症状が重い場合は抗てんかん剤などが処方されます。
光過敏性てんかんは、神経外来を受診しなければならない通常のてんかんと違って、脳に障害があるために起こるわけではありません。そのため一過性のものである場合が多く、テレビを見せた親や製作側の非が問われることもありますが、全ての子供が光過敏性てんかんを発症するわけではないので、子供の視覚に入れるものは社会全体の責任として今後の課題とされています。